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ホソエガラシの「撮れたて画像」

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 4月 6日(土)12時26分29秒
   「話のたねのテ-ブル」に「雨を避けて育つ帰化植物(1) ホソエガラシ」(No.214)と題して投稿しました。

 それに関連して、大阪府堺市美原区の道路高架下に群生するホソエガラシの「撮れたて画像」(2013年4月5日撮影)をアップします。

 「話のたねのテ-ブル」には、最近になって千葉県から記載された新種イスミスズカケVeronicastrum nogutii
など興味ある記事がたくさん投稿されています。

  「話のたねのテ-ブル」
      http://www.zennokyo.co.jp/table/index_table.html

 
 

『<海岸植物の生態> 日本の浜辺を歩く』

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 4月 6日(土)12時08分7秒
編集済
   アマゾンの世界に立ち入ると、いつも新しい発見があり、つい時間を忘れていろいろ捜してしまう。

 こう書いてしまうと、南米大陸にある世界最大面積の熱帯雨林であるアマゾンと勘違いされそうです。

 ここでいうアマゾンとは、インターネット通販サイトのことです。

 たまたま、植物の本を検索していて見つかったのが、

 村上司郎2011『<海岸植物の生態> 日本の浜辺を歩く』(インツール・システム)。

 早速、この書籍を購入しました。

 海岸植物をオールカラーで紹介した本では、亘理俊次1970『山渓カラーガイド35 カラー海辺の花』(山と渓谷社)がありますが、たぶんこの本は絶版で入手は難しいと思います。

 『<海岸植物の生態> 日本の浜辺を歩く』は、筆者自らが北海道から沖縄、小笠原まで日本各地の浜辺を調査して歩いた記録でした。

 植物体やその生態がよくわかるカラー画像をふんだんに使って、著者の多年の研究を集大成したものとなっています。それだけに中身が濃く、一気に読んでしまいました。是非、現地を訪れたくなった場所がまた増えてしまいました。

 『山渓カラーガイド35 カラー海辺の花』に比べて、画像のサイズが小さく、もう少し大きい方がいいのですが、本の価格からすればやむを得ないであろう。

 なお、P.83のウサギノオの画像(鳥取県・北条砂丘)はヒゲガヤCynosurus echinatus L.かもしれないと思います。








 
 

Re: タロイモという植物

 投稿者:木村陽子  投稿日:2013年 3月31日(日)18時40分2秒
  植村様 皆様

私のアップした上2枚は、確かに川縁ではなく少し高いところでした。やや湿ってはいるところですが。アメリカサトイモとは知りませんでした。総称タロイモの一つなのですね。属が違うので花で同定すれば間違いがないのでしょうが、なかなかそうもいかず、不明のままにしてしまいがちです。この撮影地ミーソンは米軍の爆撃にあって相当破壊された所です。山の中の宗教の聖地なので、人家が近くになく、野生種が見られるところと思い植物の写真撮影をしたのでした。


木村 陽子様 皆様
>
>  画像見せていただきました。
>
>  木村さんの文中に「タロイモ」という植物名がでてきます。東南アジアでは、サトイモやミズイモ(Colocasia esculenta (L.) Schott)のほかに、西インド諸島原産のサトイモ科植物であるアメリカサトイモ(Xanthosoma sagittifolium (L.) Schott)もいっしょに混同して「タロイモ」と呼んでいるようです。果物で、いくつかの種があるのですが、「ブドウ」とか「ミカン」と呼ぶのと同じではないでしょうか。
>
>  今年<2013年>の3月、インドネシア、ジャワ島中部を訪れました。その際、サトイモ、アメリカサトイモどちらも見られましたが、両者非常に良く似ていて、どちらか判断つかないものもありました。
>
>  ただ、水辺など泥地で近づけない所に生えているのはサトイモのようで、一方、アメリカサトイモは家や畑の周囲、人が歩ける場所にあるように感じました。
>
>  木村さんは3つの画像をアップされていますが、上の2枚が撮影された場所は、それほど湿った場所ではないと判断いたしました。間違っているかもしれないですが、これらはアメリカサトイモではないかと思います。
>
>  タロイモ2種の画像(インドネシア、ジャワ島中部プランバナン)
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>                       上:アメリカサトイモ、下:サトイモ
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インドネシアでみたサトイモ

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 3月31日(日)16時05分51秒
   2013年3月にインドネシアのジャワ島中部プランバナンと西部ジャカルタを旅行しました。

 プランバナンはジョグジャカルタから車で15分くらいの所で、田園地帯の中に史跡や寺院が点在しています。

 以下の画像はプランバナンで撮影したサトイモです。

 

タロイモという植物

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 3月31日(日)12時29分18秒
  木村 陽子様 皆様

 画像見せていただきました。

 木村さんの文中に「タロイモ」という植物名がでてきます。東南アジアでは、サトイモやミズイモ(Colocasia esculenta (L.) Schott)のほかに、西インド諸島原産のサトイモ科植物であるアメリカサトイモ(Xanthosoma sagittifolium (L.) Schott)もいっしょに混同して「タロイモ」と呼んでいるようです。果物で、いくつかの種があるのですが、「ブドウ」とか「ミカン」と呼ぶのと同じではないでしょうか。

 今年<2013年>の3月、インドネシア、ジャワ島中部を訪れました。その際、サトイモ、アメリカサトイモどちらも見られましたが、両者非常に良く似ていて、どちらか判断つかないものもありました。

 ただ、水辺など泥地で近づけない所に生えているのはサトイモのようで、一方、アメリカサトイモは家や畑の周囲、人が歩ける場所にあるように感じました。

 木村さんは3つの画像をアップされていますが、上の2枚が撮影された場所は、それほど湿った場所ではないと判断いたしました。間違っているかもしれないですが、これらはアメリカサトイモではないかと思います。

 タロイモ2種の画像(インドネシア、ジャワ島中部プランバナン)

                      上:アメリカサトイモ、下:サトイモ

 
 

Re: ミズイモとサトイモ

 投稿者:木村陽子  投稿日:2013年 3月30日(土)18時44分36秒
  植村様 皆様
はじめまして,船橋市の木村陽子と申します.
昨年2012.02.03にヴェトナムの中部にあるミーソン遺跡にてみた画像を添付しましたが,これがもともとのサトイモ?でしょうか.私は,これがタロイモの逸出なのか?としていましたが,よくわかりません.なにしろ水辺に生育していて日本では畑で見る物とばかり思っていたので,植村様の投稿読んでいてもしや,これがかな?と思いました.ご教示いただければ幸いです.
 

サトイモの逸出

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 3月27日(水)16時50分2秒
   日本の帰化植物一覧表(2013)には、ミズイモColocasia esculenta (L.) Schott var. aquatilis (Hassk.) Kitam. ex M. Hottaがリストアップされていますが、サトイモColocasia esculenta (L.) Schottは取り上げられていません。

 しかし、ネットで調べてみますと、長野県小県郡青木村沓掛にサトイモが自生し、温泉地で冬季でも水温が高いという好条件に恵まれて、絶えることなく今に生き残っていますと紹介されていました(青木村観光協会 2013)。

 また、佐賀県鳥栖市山浦町楼谷に自生しているサトイモを調査し、それを発表した報文(竹下ら 1991)の序文で、「わが国には,長野県青木村の他に,山梨県甲府市羽黒町,鳥取県東伯郡関金町,島根県松江市大野町や東京都八丈島,高知県,麗児島県,沖縄県にも自生のサトイモが現存していると報告されている」と記載されています。

 同氏らは、「1989年1月の0℃以下の日数は6日で,1月21日は-9℃となっている。鳥楢自生芋(サトイモ)が生育している近くには湧水地もないことから,鳥槽自生芋は冬期には極めて厳しい環境条件下にあり,強い耐寒性を有しているいることがうかがわれる」としています。

 大阪府北部の箕面市においては、通常、畑に放置されたサトイモは冬期に腐ってしまい、越冬することはまずないと考えていました。

 ところが、2006年、箕面市西宿(にしじゅく)の灌漑用の水路に、廃棄した収穫物残渣から萌芽したと思われるサトイモを流れの際に見つけ、2012年まで生育を続けていることを観察しています。

 この水路は通路より2メートルほど下を流れ、すぐ横が小川に架かる橋となっており、ある程度は寒風の影響が緩和される環境にあると思われます。

 参考文献

 青木村観光協会 2003:県指定天然記念物 沓掛の野生里芋,
  URL:http://www.vill.aoki.nagano.jp/assoc/see/ishiimo/ishiimo.html(2013年3月27日確認).
 竹下昭人ら 1991:佐賀県鳥機市に自生しているサトイモについて,佐賀大農彙 71: 1l3-122.
  URL:http://portal.dl.saga-u.ac.jp/bitstream/123456789/13543/1/takeshita_199109.pdf(2013年3月27日確認).
 野生植物グループ 2013:日本の帰化植物一覧表,
  URL:http://www.rib.okayama-u.ac.jp/wild/kika_table.htm(2013年3月27日確認).

画像
  大阪府箕面市西宿 上:2006年7月22日撮影 中:2008年7月12日 下:2010年9月11日

 

ミズイモとサトイモ

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 3月27日(水)15時33分36秒
   沖縄本島で、水を浅く張った水田で栽培されるミズイモ(水芋)の栽培風景を見たことがあります。

 ミズイモはサトイモの変種Colocasia esculenta (L.) Schott var. aquatilis (Hassk.) Kitam. ex M. Hottaと扱われいますが、植物体では全く区別できず、違いは栽培環境の違い、すなわち水田で栽培されるか、畑なのかの違いであるように思うのです。

 初島(1975)によれば、ミズイモは、サトイモ(3倍体)の変種で長い匍匐枝を出し、2倍体であるとされています。

 日本の本土では、観賞目的で「ヤツガシラ(八つ頭)」というサトイモの栽培品種が水盤で水草のように栽培されることがありますが、食用のサトイモは畑で栽培されています。

 ところが、サトイモの原産地にあたる東南アジアを訪れると、野生あるいは逸出と思われるサトイモは「ミズイモ」の生態を示し、水田の周囲や川岸、水が溜まった湿地などに生育し、これがサトイモの本来の姿であることが実感できます。

 先日訪れたインドネシアのジャワ島中部でもサトイモは川の流れの際に生育しておりました。以下に示した画像はタイの南部ラヨンで2003年3月17日に撮影したものです。

 参考文献

 初島住彦 1975:琉球植物誌 (追加・訂正),沖縄生物教育研究会.
 延島冬生 2013:ブログ:小笠原諸島の外来植物 水芋(タロ)
 URL:http://boninintroplant.cocolog-nifty.com/blog/,(2013年3月27日確認).

 

ヒレガクアサガオはヒレアサガオに同じか?

 投稿者:A Killer(新潟市)  投稿日:2013年 3月 9日(土)00時27分38秒
   新潟市立総合教育センター植物資料室(以下「植物資料室」という)には故・池
上義信さんの標本約37万点が寄贈されています。

 その中に,1970年10月に新潟県の粟島(山北郡粟島浦村)で採集され,「ヒ
レアサガオ」とラベルが添付されたものがあります。

 池上氏の『粟島の植物』(新潟県文化財調査年報第Ⅱ粟島:139-214,新潟県
教育委員会,1972:以下『年報』という)には「70年10月には岩礁に,やじり
形の葉をつけ,がくの背にひれのつくアサガオの一種がつるをのばして濃い
紫の花をつけていた。新しい帰化植物のようであり,ヒレアサガオと仮称して
おく。」(P151)とあります。植物目録内には「Ipomoea sp.ヒレアサガオ(仮
称)(がく片の背にヒレがつく)[帰化]」とあります(P193)。標本の白黒写真も
掲載されています(P214)。

 近年各地に漂着し,開花が報告されているIpomoea fimbriosepala Choisy
はこれと同じものではないでしょうか。

 現在,本種にはヒレガクアサガオ,シガクアサガオの名が仮称されています
が,もし,粟島のものが同一種であるなら,こちらも仮称であり,和名に先取
権はないとはいえ,ヒレアサガオの名が40年古いことになります。

 池上氏の標本は何点かありますが,同一個体から採集されたのか,複数個体
あったのかは不明です。『年報』による調査期間は1年間であり,その後経年
観察されたものかどうかも不明で,標本の採集日は全て同一でした。

 もし,本標本もI.fimbriosepalaだとすると,本種ははるか以前からしばしば
漂着と開花を繰り返していたのかもしれません。どなたか同定していただける
方がいらしたら,お願いします。

 下記は標本のうち一点で,あわてて撮影したため,改めてみると花が欠落して
おり,あまりよいものではありませんでしたが,参考までに掲載します。
 なお,この写真は,植物資料室より,平成25年2月25日付で標本データ利用許
可をいただき掲載しております。

 YouTubeの動画から現地を探して,昨年10月に柏崎の生品も見ましたが,標本
作製はしていないので私には比較できません。『年報』の記事もその時はすっか
り忘れており,思い出したのはかなり経ってから,さらに標本を閲覧に行くまで
に行動が遅く,少々タイムリーさに欠けることをお許し下さい。


【新潟市立総合教育センター植物資料室】
 〒951-8006 新潟市中央区附船町1丁目4385番地1
 電話・FAX (025)228-0698
 

南光重毅著『生き生き植物観察記』(神戸新聞総合出版センター)

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 2月11日(月)18時49分44秒
   植物の育ち方には一定の順序があります。例えば、1年草では、基本的には発芽、成長、開花、結実、枯死の順にその生活史が展開されていきます。ところが、一歩野外にでれば、名前は分かるがその生活史が分からない野草が多くあります。

 本書は著者が60 年を費やして調べ上げた淡路島に分布する植物の生活史をまとめたもので、ショウロなど一部菌類を含め野生植物143 種が収録されています。

 それぞれの種について,鮮明なカラー写真をふんだんに使って、生えている状況、植物が少しずつ変化する様子が「生き生き」と示され、写真番号順、またはアイウエオ順に見ていくと、その植物の生育・変化の順になるように配置されています。

 アサザの開花、岩の割れ目で発芽するアゼトウナ、水に浮いて発芽するゴキヅルなどをみていると、植物を観察することの楽しさが伝わってきます。

 目次では「自然の妙」の項目を設け、その植物の姿や生活史を短い文章で表現しています。

 中には、オオバノトンボソウの花粉塊をくっつけたトビイロフタスジシマメイガ、オオカラスウリの花や果実を食べて育つミスジミバエなど植物に関わる昆虫なども載せられています。

 淡路島の植物のみを載せていながら「淡路島」を書名に含めていないのは、本書が地域の植物を扱った単なるカラー図鑑ではないからだろう。本書をみておけば、これからのフィールドウォッチングがより楽しくなるでしょう。

 
 

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