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トマトダマシ

 投稿者:田中光彦  投稿日:2013年 9月 7日(土)16時35分1秒
   9月7日初めてトマトダマシを見ました。ちょうど花と果実があり今が盛りのようでした。すでに岡山、神戸、三重、静岡で見つかっているそうです。1955年に静岡県で見つかっているということなのですが、まだそんなにあちこちに広がっているようでもないので少し安心しています。全身鋭いとげだらけの植物で、こんなのがあちこちに広がったら大変だと思ったからです。
 今回見たのは枚方市内のある遊歩道の脇で、1株だけ生えていましたが、大きな株で、たくさんの果実をつけていました。花がきれいなので近所に住んでいる人たちも抜いて捨てずにいるのではないかと思っています。
 
 

オオバナミズキンバイの新聞報道

 投稿者:水田光雄  投稿日:2013年 8月24日(土)16時33分21秒
  既に周知されている方が居られると思いますが、表題の帰化植物が、
8月21日付け朝日新聞夕刊一面に掲載されました。
当該新聞がどこまで流通しているか知りませんが、また未購読の方も居られると思い、
情報提供させて貰いました。
帰化植物友の会で滋賀県の琵琶湖付近のML会員の方が居られましたら、
是非、生の声をご投稿願いたいと思います。
また、会員の方で今回の様ような帰化植物の事例が新聞等で取り上げられましたら、
情報提供をお願いします。
 

外来系もあるハマヒエガエリ

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 8月22日(木)09時24分48秒
   2013年7月26日の『世界の村で発見!こんなところに日本人(イラン 国境の砂漠に住むたった一人の日本人女性)』の番組で、この女性の自宅付近にハマヒエガエリPolypogon monspeliensis (L.) Desf.らしい植物が生えているのが映っていました。

 ハマヒエガエリは、大阪府では稀な植物で、1980年代、大阪府箕面市今宮で一時的に繁殖したが、2,3年で完全に絶えてしまいました。こうしたことから、箕面市のハマヒエガエリはもとからあった自生種ではなく帰化したものと考えていました。

 その後、水田光雄さんと神戸港の帰化植物を調べるようになると、ハマヒエガリは同属のヒエガエリP. fugax Nees ex Steud.とともに輸入香辛料が荷役される周囲で度々見てきました。

 ヒエガエリは近畿地方では普通な種で神戸港の周囲にもたくさん見られます。どこまでが帰化なのか分からないですが、こぼれたコリアンダーなどの香辛料から直接生えているのは帰化の可能性が高いです。

 ハマヒエガエリは、大場(1989)『秘境・崑崙を行く -極限の植物を求めて-』に、砂漠地で生きる矮小化した個体の写真が載っています。

 ハマヒエガエリもヒエガエリも植物体の大きさに可塑性があるようです。

 神戸港では舗装部分が多く、ハマヒエガエリはわずかな土壌で育つため矮小化していますが、栽培しますと20cm位の高さに育ちました。

 ヒエガエリの方は植物体の大きさに関し変化の幅がさらに広く、溝の肥沃な泥に生えるとずっと大きく育ちます。イネ科雑草にはエノコログサ、メヒシバのように除草する時に手で簡単に抜けるのがある一方、オヒシバみたいにちょっと油断して大きな株にしてしまうと手では抜けなくなるものがあります。このヒエガエリも植木鉢やプランターに入ると、手で抜きにくい「やっかいな草」になります。

参考文献

 大場秀章 1989:秘境・崑崙を行く -極限の植物を求めて-、岩波書店.


上図:矮小化したハマヒエガエリ(兵庫県神戸市、2010年5月8日撮影)

中・下図:上記個体の栽培品(大阪府箕面市、2013年512日(中)、同17日(下)





 

アラゲマツヨイグサ(訂正と追加)

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 8月10日(土)09時35分43秒
   2013年8月6日に投稿しました「アラゲマツヨイグサ」について、水田光雄さんから連絡があり、以下のように一部内容を訂正いたします。

 アラゲマツヨイグサを雑種としたのは、水田さんの意見ではなく、帰化植物研究家の浅井康宏先生から、アラゲマツヨイグサはだだ雑種と言うことだけ聞いていたとのことです。また、「当時、香川の人達はミナトマツヨイグサの存在も知らない」とのことでした。私のデータベースには、アラゲマツヨイグサは「Oenothera ×wake ミナトマツヨイグサの雑種?」と書いていたのを水田さんの意見だと思っておりました。このメモについては、私が『誰が』というのを書いてなかったのが問題でした。

 従って、香川県では、アラゲマツヨイグサは雑種という認識はあったものの、その両親は不明であったと訂正いたします。

 また、別の方から

 「雑種と推定されていますが、種子を蒔かれて育てられたとの記述がありますので、捻性のある種子をつけるのですね。千里でできたと考えられている個体群はどうなのでしょう。簡単に交雑して有性生殖しそうな気はしますが、雑種というのにちょっとひっかかりました。」

 とのメールをいただきました。

 香川県のアラゲマツヨイグサはずっと自宅で栽培維持しておりますが、種子の発芽率もよく、形質は安定しています。ただ、栽培は難しく、ロゼットの段階で多くが消えていきます。今年は、異常な暑さのため採種するまでに枯死しました。

 したがって、アラゲマツヨイグサは「不稔の一代雑種」ではなく、「雑種起源の種」として扱うものと思われます。

 大阪府豊中市のアラゲマツヨイグサも20個体ほど集まって何カ所か生育しておりましたので、おそらく種子繁殖しているものと思われます。

 私がミナトマツヨイグサとマツヨイグサとの雑種起源としたのは、現在、ここでは両者が共存して生えていたという状況からです。

 先の報告で示しましたマツヨイグサの画像を撮影した2002年頃にはアラゲマツヨイグサはなく、ほかに新たな帰化植物が侵入する経路も考えにくいことから、ここで生じた雑種起源の植物と考えました。

 ミナトマツヨイグサとマツヨイグサとの雑種は、オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)、ポルトガル(エストレマデューラ地方)で採集された標本が残されています(Dietrich1977)。

 参考文献


Dietrich,W. 1977:The South American species of Oenothera sect. Oenothera (Raimannia, Renneria; Onagraceae), Ann. Missouri Bot.Gard.64(3):425-626.

 以下の画像は、自宅栽培のアラゲマツヨイグサ(香川県産)を2007年6月1日に撮影したものです。捜してみましたが、いい画像はなかったです。




 

ウキアゼナ水際占領

 投稿者:水田光雄  投稿日:2013年 8月 9日(金)20時22分30秒
  兵庫県伊丹市の水田光雄です。

ウキアゼナは、都道府県別帰化植物分布表(2006 帰化植物を楽しむ トンボ社 )を見ると、
関西方面に多く見られる様に思います。九州、関東~東北方面は拡がっているでしょうか。

私の付近では、水田の縁側、休耕田(大発生の年有り)、水路等で見る事ができ、
種類的には普通種になりつつありますが、どこにでも見られると言うものではありません。

今回、宝塚市北部のあるダムに流れ込む二級河川の水際を占領し大発生しているのを確認しました。
この様な光景が見られるのは珍しいと思います。帰化種では同時にキシュウスズメノヒエの生育(一部)、
岸には、メリケンムグラ(多数)も見られました。

帰化植物友の会MLへも投稿しました。
 

アラゲマツヨイグサ

 投稿者:植村 修二  投稿日:2013年 8月 6日(火)07時01分3秒
   マツヨイグサの仲間は、イヌホオズキやアオゲイトウの仲間と並んで、種の同定に悩む植物群です。

 題名にあげたアラゲマツヨイグサは水田光雄さんに香川県で撮影されたスライドをみせていただいた雑種起源のマツヨイグサです。水田さんはその時、「マツヨイグサOenothera stricta Ledeb. ex Link とミナトマツヨイグサOenothera indecora Cambess.との雑種らしい」と話されていました。

 類似種が多くて分類困難な植物は実物をみて覚えるのが一番です。水田さんに採集者に連絡をとっていただき、アラゲマツヨイグサの種子を入手し、自宅で栽培観察を続けてきました。

 2013年7月21日、この日は学校行事で早く勤務校に集合しなければいけなかったのですが、いつも使っているバスが休日ダイヤで始発が遅くなるため、自宅から徒歩で千里中央駅に向かいました。

 もうすぐ千里中央駅という時、路傍<大阪府豊中市新千里東町>で黄色い花を咲かせたアラゲマツヨイグサを見つけました。

 北大阪急行の千里中央駅付近は、最近、次々とビルができていますが、以前は広大な駐車場があって、その周りにはマツヨイグサがたくさん生えていました。

 一方、ミナトマツヨイグサは阪急電鉄、北千里駅付近(大阪府吹田市青山台)付近に1970年くらいからみられ、当時すでにかなりの個体がありました。

 その後、北千里駅、千里中央駅を結ぶ道路の中央分離帯にミナトマツヨイグサが侵入すると、千里中央駅まで急速に分布拡大しました。コバンソウもほど同時期に北千里方面から千里中央へと拡がっています。

 今回、アラゲマツヨイグサが見つかった場所は、両種がオーバーラップして生育していた場所で、雑種が生まれても不思議ではありません。

 新たに、アラゲマツヨイグサがここに侵入してきたのではなく、ここでこの雑種が生まれたものと考えます。

 アラゲマツヨイグサは、マツヨイグサのような長いロゼット葉、やや大型になる花、ミナトマツヨイグサのような淡い黄色い花(マツヨイグサは絵の具のクロームイエローのような鮮やかな黄色)、茎の毛が目だつといった特徴があり、形態的にも両種の中間的です。


画像

 マツヨイグサ(上) 2002年5月22日、大阪府新千里東町(千里中央駅付近)

 ミナトマツヨイグサ(中) 2009年5月2日、三重県津市栄町

 アラゲマツヨイグサ(上) 2013年7月21日、大阪府新千里東町(千里中央駅付近)




 
 

RDB種と特定外来種の競演

 投稿者:水田光雄  投稿日:2013年 8月 5日(月)20時34分4秒
  兵庫県伊丹市の水田光雄です。

伊丹市のデンジソウは、今から20年程前に生育を確認し、第一発見場所の田んぼは(昆陽池の西側)、宅地となり民家と事業所の駐車場にました。発見時、隣接のコンクリート3面水路の土砂が堆積した場所にも生育していました。
当該生育場所は、場所的に生育地の保全は不可能で、行政と保護団体により別の場所に移植が行われ保護されています。

画像の場所は、自宅から自転車で5分程度の場所で、上記の生育地と水路でつながっています(直線距離で2Km程度下流)。このデンジソウ生育場所は、コンクリート3面張り水路の底の割れ目、継ぎ目に根を下ろしており、20年程生育を続けています。溝掃除されても、割れ目(継ぎ目)に根下ろしたデンジソウは絶えない。本来は、丈夫な植物ですが、
除草剤には極めて弱い。

先日、生育状況を見に行ったところ、ナガエツルノゲイトウと混生していました。
この様な光景が見られるのは、大変珍しいと思い情報提供しました。
どちらの勢力が強いか、継続観察です。(漢字表記が競演or共演どっち?)
 

ケミヤコグサ

 投稿者:水田光雄  投稿日:2013年 8月 2日(金)22時30分17秒
  6月11日、兵庫県南部の某所でニュージーランド産のラジアータ松の貯木場で本種が帰化しているのを見つけました。貯木場の角に堆積した脱落種皮と砂利等が混じった中で大きくマット状に拡がり4~5株が生育していました。同時に、ネビキミヤコグサも複数株が生育していました。本種をネットで調べてみましたが、豪州、北米等にも帰化しているようです。
なお、全農教帰化植物図鑑第2巻の、本種の記述で、通常、豆果は2果つけると記載していますが正しくは2~3果で、豆果の数は生育環境に左右されると考えます。
本種は、現在までの記録では、宮崎、香川、富山、兵庫と成ります。この内、富山のものについて、詳しい内容をお持ちの方は是非、情報提供をお願いしたいと思います。
詳しくは、帰化植物友の会MLへ投稿しています。
 

ヤリセンニチモドキ

 投稿者:田中光彦  投稿日:2013年 7月26日(金)10時23分7秒
  知人の案内で7月25日に太子町の農地でヤリセンニチモドキの花を見ました。畑の雑草として生えてくるとのことです。持ち主によると数年前から見られ、秋にたくさん花をつけるが、一部の株はこの時期に花を咲かせるとのことでした。「日本帰化植物写真図鑑第2巻」の沖縄編(448ページ)に載っています。本州への帰化・大阪府への帰化はまだ聞いたことがありません。  

笙の窟付近のニッコウネコノメ

 投稿者:織田二郎  投稿日:2013年 7月18日(木)10時53分13秒
  6月の宿泊観察会の山住会長の報告のWebページのなかにニッコウネコノメとした写真が掲載されています。イワボタン類は大変難しい仲間ですが、栄養茎についている葉が茎の先端部に偏って大きくなっているので、金剛山調査でわれわれが認識している知識からすれば、ニッコウネコノメよりはヨゴレネコノメに近いと思います。ニッコウネコノメは今年日光へ行ってみてきましたが、やはり栄養茎の葉はあまり大きさに相違がなくたくさん付いていました。  

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